時期を逃さず転職すべし!会計士が転職活動をすべきタイミングとは? | 税理士・会計士転職支援情報メディア 転職快計(てんしょくかいけい)

時期を逃さず転職すべし!会計士が転職活動をすべきタイミングとは?


転職したいな、と思っても今がその時なのか迷ってしまう方が多いと聞きます。

一般的な就職活動でも転職タイミングは非常に重要だといわれていますが、もちろん会計士に関してもそれは同じです。転職のタイミングには2つの軸があるのはご存じでしょうか。その2つの軸というのは、年齢と年間スケジュールのタイミングです。

年齢に関してはいつがよい時期なのか、そして年間のタイミングはどのような観点で選ぶべきなのかをあわせてご紹介していきます。どちらのタイミングも逃さずに転職を成功させるために、ぜひ参考にしてみてください。

年齢での転職タイミング

年齢に関して一般企業と会計士ではどのように変わってくるのか、詳しくご紹介していきます。

第二新卒

一般企業であれば転職のタイミングとして、第二新卒・20代後半・30代前半・30代後半の4つがあります。一般企業の場合、最近では少子化による採用難に備えて、若年層である第二新卒の採用に力を入れる企業も増えてきています。

そのため、25才くらいまでの若手人材は、経験がなくても比較的採用してもらえる採用環境だといわれています。少々の社会人経験があってビジネスマナーを教える必要はないですし、まだ若いため新卒と同じように自社の色に染まってくれる可能性が高いという点が魅力のポイントです。

20代後半

20代後半については3年から5年程度の経験があり、まだまだ柔軟性があることが魅力に挙げられます。仕事を一通り覚えていて、コツをつかめばすぐ即戦力として役に立ってくれる人材ですので、中堅のスタッフとして採用しやすい年代です。

30代前半

30代前半も管理職経験があれば、採用してもらえる可能性がかなり高いです。大企業などであれば一般のスタッフ職として勤めている年代としても珍しくないため、この年齢であればなんとかスタッフ職としての転職が可能でしょう。

30代後半

35歳を超える30代後半になってくると、転職に黄色信号が表れるようになってきます。30代後半の場合は、管理職経験に加えて戦略を企画できるか、プロジェクトを動かす力があるか、他部署への協力を募る交渉力があるかなど、急激にさまざまな能力が求められるようになってきます。

では会計士の場合は年齢ごとにどのような能力が求められるようになってくるのでしょうか。

20代半ば

20代半ばの場合はまだ十分な勤務経験がなく、ただのスタッフとしてがんばってスキルを上げるということと、会計士試験の勉強でとにかく合格することを目指して動いている時期です。

会計士が働く環境では勉強自体を堂々とすることができるため、残業のないしっかり時間を確保して働ける場所に就職することが必要です。残業の少ない企業を選び、経験を積みながら早めに5科目を取得し公認会計士の資格を取ることで、転職活動を進めやすくしましょう。

20代後半

20代後半になってくると経験年数が3年から5年程度になってくるため、ある程度即戦力として機能するようになってきます。そのため、一番転職しやすくなる年代といえます。経験を持って将来のキャリアプランの基礎となる企業に転職しましょう。

30代前半

30代前半も20代後半と同じく採用しやすい即戦力人材と思ってもらえます。家も転職先でも自社に残る道でも、ここから管理職になれるかどうかの分かれ道が始まります。その企業や事務所で管理職が無理そうなら働き方を構築し直すことをおすすめします。

30代後半

30代後半になったタイミングで管理職の経験がなく、責任者として何かを果たしたという経験がなければ、非常に転職は厳しくなります。年齢相応、ある程度の給料をもらうことを考えるのであれば転職してからそれを実現しようとがんばるよりも、今の企業で管理職を目指す方がまだ可能性があります。

もしくは勤務先を事業会社に変更し、財務経理・内部監査などの仕事に就く選択肢が考えられます。一般企業に比べて会計士の方が勉強時間もかかるため、少し管理職経験を求められる年齢が高くなっている傾向があります。

しかしどちらとも管理職経験がない場合は、年収のアップや転職活動自体も厳しくなる可能性があります。34歳までに別企業に入社しておくことをおすすめします。

年間での転職タイミング

年間の転職タイミングでは、繁忙期が大きく関わってきます。繁忙期によって転職すべきタイミングが変わってくることもありますので、よく確認しておきましょう。

企業に勤めていても職種によって繁忙期は異なりますが、会計士は勤めている先によって繁忙期が異なってくるのはご存じでしょうか。自分が勤めたいと考えている転職希望先の繁忙期と、自分が今勤めている会社の繁忙期、そして求人が盛り上がる時期を検討して転職タイミングを見計らうことが必要です。

転職にかかる期間

転職にかかる期間は通常と同じく1カ月から2カ月、長くて3カ月程度となります。転職活動を始める1カ月程度前から志望企業となりそうな企業を探し、転職活動開始とともに応募できるような状況を整えておきましょう。

年間で求人が動く時期

年間の中で会計士の求人が動く時期としては、下記のようなタイミングがあります。期末監査業務が終了したタイミングの5月末~6月、そして半期監査業務が終わった11月~1月などに求人募集や応募面接などの採用選考が盛り上がる傾向があります。

個人の会計事務所は確定申告が忙しく、1月からは採用していないケースもありますので注意が必要です。でも組織の大きさや扱っている業務内容によってかなり繁忙期が異なるため、自分が希望する業界や企業がどのような仕事を行っているのか、人数や組織体制などについてもチェックしておくことが必要です。

インチャージ(監査現場の責任者)に入っている方も、期末監査が終わって半期の監査が始まるまでの間に動くなど、早めに活動を開始する方もいます。経験年数や経験値では勝てない可能性が高いので、あえてインチャージの方とかぶらない時期に転職活動を行うという戦略のおすすめです。

押さえておきたい公認会計士試験と合格発表日

公認会計士の試験で1科目だけ残しているという場合があるかと思いますが、「それに合格してから」という理由だけで、転職のタイミングを逃してしまうのは非常にもったいないことです。

特に今30代前半でこれから30代後半に差し掛かるという年齢の方は、確実に転職活動をしておく方が将来的なリスクを回避できると考えられます。その理由としては2つあります。1つ目は次に合格できると決まったわけではないからです。

がんばって勉強しても、どうしても最後の科目だけずっと合格できないという場合もあります。何年で諦める、何年以内に取るなど、年齢を見据えて、ある程度決めておきましょう。30代前半は「合格してから考えよう」という余裕のある時期ではありません。

2つ目は転職タイミングを逃してしまうことです。もし受かると考えて転職をしなかった場合は管理職経験がないまま、30代後半を迎えてしまいます。そうなるとスタッフとしての転職もできず、合格もできない場合は年収を上げる見込みも立たず、非常に厳しい状況が待っている可能性もあります。

それ以外の年齢の場合は合格発表日後に転職活動を行うことも多いため、試験の合格発表日に照準を合わせて転職活動を始めることをおすすめします。では例年の試験日程をご紹介します。

試験日

※第Ⅰ回短答式試験日の年を基点として表記

第Ⅰ回短答式:12月上旬
第Ⅱ回短答式:翌年5月下旬
   論文式:翌年8月中旬(第Ⅱ回短答式の3カ月後)

合格発表

※第Ⅰ回短答式試験日の年を基点として表記

第Ⅰ回短答式:翌年1月中旬
第Ⅱ回短答式:翌年6月下旬
   論文式:翌年11月中旬(第Ⅱ回短答式の5カ月後)

また、合格発表日以降はその時期に合わせて求人を出してくる企業も多いですし、合格をして転職活動を開始する方も多いので、ライバルも求人も多いです。

転職先に考えている企業や事務所の状況と、自分がどの時期に動くかということを踏まえて転職タイミングを考えるようにしましょう。

まとめ

一般の方とは少し違うスケジュールで動く場合も多い、会計士の転職活動。転職先も幅広くあり、今勤めているところの繁忙期によってもタイミングが大きく変わります。

また年齢タイミングについても事前に知っておくことで、自分の転職活動を有利に進めることができるはずです。ぜひ参考にして、希望の転職先に就職できるよう努力してみてください。


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