顧客ゲットに直結する!?経営者なら起業と同時に開設すべきSNS4選 | 会社設立・独立支援情報メディア KIGYO+(起業プラス)

顧客ゲットに直結する!?経営者なら起業と同時に開設すべきSNS4選


どこに行てもSNS疲れ、SNS映えなどという言葉がさまざまな場所で行き交っていますよね。SNSとは、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(Social Networking Service)の略です。

SNSはWeb上で社会的ネットワークを構築可能にするサービスのことです。つまり、インターネットや携帯回線を通じてオンライン上で不特定多数の人が交流をはかるサイトの総称のことです。Facebook、ツイッター、インスタグラム、LINEなどが代表的なものです。

無料であることと、その手軽さから使用人口は爆発的に増加し、いまや日本人の人口の半分以上、もしくはそれ以上の人が何かしらのSNSをやっています。経営者ならどんなSNSを使ったらいいのでしょうか。

なぜSNSの使用人口が増え続けるのか

先ほども述べた通り、まず無料であること、そして一度ダウンロードしてしまえば使用方法は簡単であることが挙げられます。ラインやFacebookではIDを交換すれば無料通話までできてしまうのですから、電話代金まで節約できてしまうのです。

SNSは不特定多数の人とコミュニケーションを取れるツールですが、携帯電話、スマートフォンの普及はいつでもどこでもその空間を自分の部屋化することを可能にしました。

それが皮肉なことに直に人とコミュニケーションを取るのではなくスマートフォンやPCを通じた容易な方法を急激に増やした面もあるのですが、電話よりも文字でのコミュニケーションに安心感を覚える人が増えていることも事実としてあります。手軽さと気軽さこそSNSが浸透した理由と言えるでしょう。

起業するうえでのSNSのメリット

ネガティブな部分ばかりが独り歩きしていますが、起業するうえでSNSはもはや必須!などと言われることもあります。具体的にはSNSの活用にはどんなメリットがあるのでしょうか。
 

交友関係が広がり、認知度を上げる

自分の存在や日々の活動、趣味などの露出度を上げることによって、交友関係が広がります。それに伴い、友達の友達、そのまた友達…と無限大に交友関係を広げて行けるのがSNSの強みと言えます。

交友関係をどんどん広げることは自分が出会いたい見込み客と出会うきっかけをも生み出してくれることになります。

広告費を使わずに知名度を上げる

SNSの最大のメリットは無料であることです。チラシやパンフレットのように一度で安くない広告費をかけることなく、毎日でも自分の商品や事業のことを思うようにアピールすることが可能です。

地道に信用を築くことができる

コメント、メッセージを交わすことで少しずつ人となりが分かるようになり、信頼関係をも築けるようになります。今は品物がいいだけでは売れない時代になりました。

では人は何で買うのか?それは「この人から買いたい!」「この人だから買いたい!」という人柄ビジネス、信用商売になりつつあるのです。顔を見ないコミュニケーションでどれだけ信用を築けるかは大きな壁ではありますが、やってみないという手はありません

起業するなら解説すべきSNSとは

それでは、経営者はどんなSNSを活用していったらいいのでしょうか。

ツイッター

140字の短文投稿メディアでリアルタイム性が高く、他人のタイムラインのフォローやリプライ、メッセージが気軽にできるSNSです。10代~20代の若年層の利用者が中心になっています。気に入った投稿を自分のタイムラインで共有できる“リツイート”機能により拡散力が高いメディアです。

新情報やセール情報などとリアルタイムで発信していくなどの使い方ができます。ユーザーの情報発信の頻度や気軽さから人気の高いSNSになりました。

Facebook

利用者が世界最大で、国内だけでも毎日1600万人以上のユーザーが使っているSNSです。他のSNSよりも30代~40代を中心に幅広い世代に使われていることから、Web業界の企業や幅広い企業がビジネスツールとして活用している実態があります。

Facebookには投稿すると「イイね」「超イイね」などの感情を示せる機能に、コメントを入力できたり、気に入った投稿を自分のタイムラインに転載する「シェア」機能があります。この三つの機能をうまく使えば、「友達」以外の人にも目に触れられるようになり“拡散力”を倍増させることが可能になります。

インスタグラム

インスタグラムにはビジネスアカウントがあり、Facebookと連動させられる機能があります。しかしながらビジネス用のアカウントあっても、売りつけるニュアンスを感じられるものは嫌がられる傾向が強いようです。

しかしセールスだとわかっても画像が魅力的で人を引き付けるものであれば、フォロワーがたくさん付くこともあります。インスタグラムは写真1枚でいかにコンセプトを伝えられるか、にかかっているといえるでしょう。またインスタグラムにはFacebookのような“シェア”機能がないため、拡散力はフェイスブックには劣ります。

LINE@

飲食店、小売店、アパレル、美容、宿泊関係などの実店舗を運営する事業向けのSNSです。ユーザーが一日3600万人ともいわれ、驚異的な利用率を誇ります。企業や経営者向けに展開されているのがLINE@です。

その手軽さから日常的な連絡手段として常に見ているユーザーが多いのです。注目すべきはクーポン発行です。スマートフォンにブッシュ表示が出るのでリアルタイムでクーポンの発行をユーザーにお知らせすることが可能です。

発行できるクーポンは「友だち全員配布のクーポン」「1回使いきりクーポン」「期間中に何回も使えるクーポン」「抽選型クーポン」の4種類があります。

SNSをするうえでのポイント

ではSNSを起業に生かすためにはそのような点に気を付けて活用すればいいのでしょうか。

プロフィールを丁寧に書く

プロフィールは、不特定多数の読者への自己紹介です。自分がどのような仕事をしたどのような人間かが伝わるように、自分のサービスを必要とするお客さんに「自分と関係がある!」と思ってもらえるように書きます。

SNSは人との交流が手軽に気軽にできるのがメリットですから、プライベートなことも盛り込んで書くといいですね。いつか実際にお会いした時に話題に困らないで済みます。

責任が持てるプロフィール写真を公開する

最近は誰でも気軽にプロのカメラマンに写真を撮ってもらえるようになりました。プロフィール写真を公開することは安心感を持ってもらう上で大切なことです。“人は見た目が9割”という本が流行ったことがありますが、これの是非はともかく、スピードを重視する世の中なので人を判断するのにもスピードを求めます。

すばやく人を判断するには手っ取り早くすぐ目に入る見た目だけで決める人が増えているということを意味しています。ですからプロフィール写真は抜かりのないように吟味しましょう。

しかし、写真があまり立派過ぎて実物と違い過ぎると実際にお会いした時に「この人は見栄っ張りな人」「写真と全然違う!」などと思われることになり、“マイナススタート”になってしまいます。集客に使うプロフィール写真と実物に差がありすぎないように責任を持ちましょう。

自分の本名も公開する

SNSで集客するのならば氏名公表は必須です。偽名というのはどこか“キラキラネーム”感や嘘くささが漂っていて不思議とどうしても伝わってしまうものです。それは信用に大きくかかわります。

本名を公開することで事業に対する覚悟が読み手に伝わります。これをお読みの方は本気の方ばかりでしょうから言うまでもないかもしれませんね。

人間味を出す

どこか親しみを感じられる、と思ってもらえることでコンタクトを取りやすくなります。社長と聞くと、気軽に声を掛けづらい人もいるものです。自分の趣味や誰にでもありそうなことを書いたりすることで親しみを持ってもらえるようになります。

履歴書のように定型的な自己紹介だけでは、どうしても堅苦しくなってしまいます。それは読み手に怖い、厳しい印象を持たれてしまい、敬遠されます。あまり長く書くことはありませんが、正直に書くといいでしょう。

嬉しいことにどれも無料ですので、実際に早速使ってみましょう。実際に反応や使い勝手を確認しながら自分の事業形態に合わせて使えるSNSを活用してください。SNSをお友達とのお遊びツールと思っていると、出遅れてしまいますよ!


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