経営者なら語学で有利に立とう!起業で英語が役に立つビジネスシーンTOP5 | 会社設立・独立支援情報メディア KIGYO+(起業プラス)

経営者なら語学で有利に立とう!起業で英語が役に立つビジネスシーンTOP5


ビジネスシーンでさらっと英語で交渉している人などを見て、「英語が話せる人ってかっこいいなあ…」と憧れる人は多いでしょう。会社で取り引き相手が英語圏の人であったり、英文を読まねばならない立場であれば否応なく英語は必須です。

でもそうでない場合、「話せたらかっこいいな」程度のモチベーションであればなかなか続きません。何度もトライしたけれど途中で挫折したことがあるという人は少なくないのではないでしょうか。

では起業するとしたらどうでしょう?起業に有利に役立つとしたら?もう一度挑戦したくならないでしょうか。起業で英語役立つシーンを見ていきましょう。

シーン1 国内外を問わず、優秀な人にコンタクトが取りたい時

あなたの事業の最先端分野に関わっている人が英語圏の人である場合、意見交換をしてみたい、ぜひ会ってみたいと思いますよね。そんな時、メールや電話でのアポイントメントや交渉を英語でする必要があります。

しかしコンタクトを取ろうとしても英語ができないと「話を聞きたい」という意欲も失せてしまいます。「あ、英語できないんだった…」とそこであなたは諦めますか?英語ができないことがあなたの行動に歯止めをかけることになっていいのでしょうか?

起業家にとってスピードは大事です。新しいアイディアなどに関わることであればタイミングを逃せば誰かに先取りされてしまうかもしれません。国内外を問わずコンタクトを取りたい相手とすぐにかかわるための行動を取るにも、英語を話せることは大きなメリットになります。

シーン2 海外の情報を入手したい時

インターネットを通じて海外の情報も簡単に手に入る時代になった今、海外の最新情報なども日本語で読むことができます。それにより一見英語ができなくても問題はなさそうに見えます。

しかし和訳されたニュースサイトの記事は誰かが日本語に訳してくれているものであり、多少のタイムラグがあります。誰かが和訳したものは訳者によって多少ニュアンスに違いがあるものです。

行間に込められた書き手の思いやエネルギーをダイレクトにフレッシュな状態で感じるとるためには自分で読み取れるのがいちばんなのです。スピードを重視するうえでも自分で英語の記事を読めると他社に差をつけることができます。

アメリカにはIT関連の起業家が集まって仕事をしているシリコンバレーがあります。いわば第一線で活躍している人たちの集まりのようなものです。そのような人たちが交わす情報を集めるにはダイレクトに自分でニュースサイトを見た方がタイムリーにトレンドを発掘し、テクノロジー、情報を仕入れることができるのです。

また起業を志す人であれば自己啓発本やビジネス本を読む人は少なくないでしょう。アメリカのビジネス書は世界の中で最も進んでいるといわれています。ここから情報を得ることができるとビジネス上の問題解決をより効率的に素早く適切にできるでしょう。

ネットニュース同様、日本語に翻訳されているものもありますが、原文で読めたほうが理解は深まります。残念なことに翻訳まで何年もかかるものやまったく翻訳されないものもありますから、そういう本を手に入れてビジネス上の情報収集が手に入れられるようになると、ビジネスを進める上で非常に有利になります。

アメリカのビジネス書を読めるようになると、経営の改善策に関する情報を得やすくなるだけでなく、新しいビジネスアイデアも手に入りやすくなります。

シーン3 海外にマーケットを広げていきたい時

 
たとえば起業して自社が提供するサービスが国内では軌道に乗ってきたとしましょう。日本では一定の売り上げを上げることができたので海外で挑戦してみようと決断します。

日本の製品は海外の製品に比べると品質が高いので人気があります。日本国内で売り上げが上がったのならば海外でも必要とされる可能性もあるでしょう。しかしその逆もまたあり得ますから自社製品が必要とされているのか、可能性はどれくらいあるのか調べてみる必要が出てきます。

その時に英語ができると圧倒的に優位な場面がいくつかあります。。たとえば現地調査をする際です。現地調査ではその土地にゆかりのある人を採用することになります。確かに通訳を雇うこともできますが、通訳者と現地調査員と人間関係を築かねばなりません。

現地調査員との間にもう一人通訳者を挟むことによって意図が伝わらずもどかしい思いもすることが出てきます。こちら側の意図を自ら的確に伝えることができれば調査も順調に運びますし、細かい調整もできます。

シーン4 つい狭くなりがちな視野をグローバルな視野に

外国語を学ぶことによって得られるのはコミュニケーションを円滑にしたり、最先端の知識を手にすることだけではありません。

外国語を学ぶことによって「外国人の視点」というのを持ちやすくなります。日本語にあって、その外国語にないもの、逆に外国語にはあるのに日本語にはないもの。日本にいて当たり前にあるものを「外国の人が見た時にどう思うか?」という疑問を持ちながら観察していくことでこれまでと違った視点が手に入りやすくなります。

それにより発想が豊かになったり判断力が高まったりという効果が望めます。そういったものに直接触れることによって外国人の価値観に気が付けるようになります。

また会社のトップに立つことで周囲からの扱いも変わり、本音を言ってもらえなくなったり、対応が変わったりすることで自分の視野が狭くなってしまうこともあります。多角的にもの五を見られる視点を持つことは起業家にとって大きな財産と言えるでしょう。

シーン5 論理的思考力がアップさせたい時に

日本語の表記はカタカナ・ひらがな・漢字の3種類を使用する世界で最も難しい言語のひとつと言われています。確かにひとつの言葉に含められる意味の範囲が広く、それが外国の人には難しく、なかなか理解してもらえないことがあります。

しかし逆にそれが日本語の豊かさを生み出しているともいえるのです。しかし、意味の範囲が広いために思考や議論が具体的にならずあいまいな まま終わってしまうことも多く“はっきりしない日本人”という印象を外国の人にもたれていることも事実です。“人の輪”を尊ぶ文化もあり、物事に白黒つけることで波風を立てることに抵抗があるので語尾を濁しがちです。

これに対し英語はひとつの言葉に含められる意味の範囲が比較的狭く、白か黒かはっきりしています。それにより表現が限定的になってしまいやすいのですが、そのために思考や議論が具体的になりやすく、論理的な思考を組み立てていくには向いています。

そして語尾を濁せないのではっきり述べなくては相手に伝わりません。日本人が英語を身につけることでこの両方の言語の良い点を使うことができるようになります。ビジネスにおいて論理的な思考が必要なときに英語を使って思考していくと、考えがまとまりやすくなると言う人は英語が話せる日本人の中には多いです。

外国語・英語を身に着けることの意味

外国語は、あなたの世界を無限に広げてくれるツールです。世界に羽ばたく起業家になるのならば外国語・英語は必要なツールと言えるでしょう。

資格や経験といった一元的なスキルとは異なり、自分の知識のかさ増しをしてくれるインプットも役目を持ち、かつ自分の意見をまとめて他の人に伝えるアウトトップとしての役割も持っています。

ビジネスの根幹となる部分を支えてくれること間違いなしですよね。そう考えると、挫折した英語をもう一度頑張ってみようという気になりませんか?さあ、今日からもう一度始めましょう。


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